堺市長選、から『医書大全』

堺市長選が終わりました。
維新の威信に陰りが出たか?といった事が取り沙汰されていますね。

「ウグイス」経験者としては、小姑目線といいますか、
選挙の応援スタッフの方に目がいきます。。

DJポリスと参院選ウグイス嬢
http://you-sinkyu.blog.so-net.ne.jp/2013-07-24

=====
一方の候補のスタッフは、総じて年齢が高めでした。
チラシを配る姿勢も低姿勢ながらも、熱意と真剣さが伝わる感じでした。

もう一方の候補のスタッフは、全体的にちょっと若い感じでした。
立ち話する姿など・・今ひとつ真剣さが感じられませんでした。

組織の姿は、末端に現れると思うのですよ。

候補者を応援する人達はどんな人達か・・
候補者を支える人達はどんな人達か・・

政党、政策といったレベルの話だけではなく、
スタッフ、お手伝い、といった人達の話も大切だと思うのですよ。

=====

では、むりくりではありますが・・
堺つながりということで、医書の歴史をひとつ・・

日本では室町時代に、明の医書の復刻というものが始まりました。
明の熊宗立著『医書大全』の和刻が、日本初の印刷医書とされています。

この開版者こそが、堺の豪商の阿佐井野宗瑞という人でありました。

ちなみに『医書大全』の中の「病論」だけを抽出したものが、
『南北経験医方大成論』という本です。

これは江戸初期から中期にかけて何度も刊行され、
大変広く読まれた医書であります。
数ある医書の中でもこれほど読まれた本はありません。

さすが、堺商人!
untitled
これは『医方大成論和語鈔』