手の指が変形する

手の指先に原因不明の炎症が定期的に出る人の話を聞いた事がある。
その話を聞いた時、女性に多くみられる指の変形症の事が思い浮かんだ。

-へバーデン結節-
指の第1関節が変形し曲がってしまう原因不明の疾患。指の第2関節におこるものをブシャール結節という。一般的に40歳代以降の女性に多く発生し、手を良く使う人にはなりやすい傾向があるとされる。

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原因不明とされるものも、やはりどこかでその兆候は見えているのかもしれない。むしろ、突如変化するものの方が少ないようにも思える。

「指が変形する」という事を考える。
ものを変形させるには何らかの力が必要である。力或いは熱。

高熱を加えれば鉄も曲がる。
身体の中に発する熱は、その形を変えるほどの力かもしれない。

大きなものより小さなものほど形は変わりやすい。
頭やお腹と同じように、手先足先の末梢のサインだって重要だ。

過度の熱が発生するということは、身体は常ならざる活動を行っているということ。
身体のどこか、何かが、「過活動」なのだ。

手の使いすぎというのは外なる理由で、巡らない血をなんとか巡らせようとしているのが内なる理由ではないだろうか。「熱」にもいろいろある。