陰陽五行の尻尾を掴む

子供の頃は、いつも季節の真っ只中にいたように思います。

春なら春を、夏なら夏を、存分に満喫し、
秋がきたら秋を感じ、冬がきたら冬がきたなと思う、
そんなふうに、季節と平行して歩んでいたと思います。

大人になると、いつの頃からか、季節の先をみるようになりました。

春なら夏を、夏なら秋を、感じます。
秋がくるころには冬の匂いがするし、冬には春の景色がみえます。

「陰陽五行」とは・・・

森羅万象を「陰陽」と「五行」という物差しで、
捉えてみようとする理論のことです。

それはあくまでも理論であり、枠組みであり、
ひとつのものの見方です。

中国伝統医学は、この「陰陽五行」の理論にのっとって、
人間の身体を紐解いていきます。

そうした、中国伝統医学の枠組みについて学ぶ以前は、
季節を先取りする感覚について、深く考えていませんでした。

「陰陽五行」的に季節をみると、
春の盛りで、夏が生まれることになります。

春が頂点を極めると、そこから衰退が始まります。
栄耀栄華は続かないのです。

見た目は、まだ、春ですが、
夏が生まれ成長をし始めています。

そう考えると・・・春に夏を感じる感覚は、
正しく夏の気をキャッチしていることになりますね♪
ということに気づいたのは、つい最近です。

「陰陽五行」の文字面をいくら見ていても、
なかなか、それ以上のものにはなりません。

どんなに小さくても「あ、こういうことかな?」
と実感することがあれば、言葉も立体的になって楽しいです。

季節先取り、楽しいですよ~。