森本式てい鍼

「森本式てい鍼」が届きました!
1本1本手作りで、立派な包装です♪

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「てい鍼」って?何でしょうね?

「てい鍼」は、鍼というにも関わらず「刺さない」鍼です。
使い方は、ツボの上にそっと鍼をあてて、気の調整を行います。

胡散臭いですねー。

しかし、いくら胡散臭くとも、昨日今日登場した、
ポッと出の新人では御座いません。

今から2000年以上も昔、
中国後漢の時代に書かれた鍼灸古典の中に、
古代九鍼の1つとして、その名が登場するほど古いものなのです。

では「森本式てい鍼」とは?

大阪の森本繁太郎という、鍼灸師の先生が考案されたもので、
数あるてい鍼の中でも、ずば抜けて細く、
そのフォルムは、限りなくごう鍼に近いものです。

ちなみに「ごう鍼」とは、古代九鍼の1つである「毫鍼」のこと。
普通一般でいわれる「刺すはり」は、この毫鍼のことです。

なんのこっちゃ?ですねー。
一般的な「てい鍼」はこんな感じ。

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上から順に、つまようじ、ごう鍼、てい鍼、バネ式てい鍼(小児用)

ほかにも、もっともっと種類はあるのですが・・
てい鍼の先は、つまようじ程度の太さから、割り箸程度の太さまであります。

そして「森本式てい鍼」はこちら。つまようじより細いのがわかりますか?

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上から順に、つまようじ、森本式てい鍼、ごう鍼

限りなく「刺す鍼に近い刺さない鍼」それが「森本式てい鍼」

刺すばかりが、鍼ではありませんよ。