鍼灸治療って畑の土づくりみたいなものなんですよ。

これは患者さんとの話の中で、ふと出た言葉。

「鍼灸のはたらきとは何か？」という事を、いかにして表現し伝えれば良いのか日々考えているのだけれども、ひとりでうんうん唸っているよりも、患者さんと話をしている時の方が案外すっと説明できたりもする。

今まで「土づくり」に例えた事などなかったのに無意識に口から出、「この例えもあったなあ」と後から思った。

地味だけれども何より大事である鍼灸の全身調整というものを、土づくりに例えてみると・・・

Before）バランスの乱れた状態、土に力がない

After）バランスの整った状態、土に力がある

といって、Afterも絵柄は地味ですが・・・
「やっぱり土やん変わってないやん」と言われそう・・・
ですが、元気な土があるからこそ、

花も実もその先に・・