正月は冥土の道への一里塚・・・
冒頭より季節感のない言葉で申し訳ありません。
「50歳から身体は変わるもの」というお話をさせて頂こうかと思ったので・・
誰もが等しく、生まれ落ちたその瞬間から死への旅路は始まっています。 おぎゃあと生まれた瞬間が最高で、そこからエネルギー(精)は減少していくのです。
身体の成熟という面では成長曲線のピークは20歳前後にやってきますが、「命のかたまり」のような赤ちゃんを思うと・・生命のピークにあるのは赤ちゃんの方だなと納得できます。
親から受け継ぐエネルギーを(先天の精)といい、 飲食物から頂くエネルギーを(後天の精)といいます。
おぎゃあという時点はこの先天の精のピークであり、それがゆっくり減少していくのです。 後天の精でいくら補っても、先天の精の尽きる時、寿命というものは必ずやって来ます。
「精とは何ぞや」という理屈をここで述べるつもりはありません。「先天の精、後天の精」という話で大切なことは、「天寿という視点をもつべし」ということだと思います。
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40代は、20代と同じようにがんばれるそうです。でも、50代になると急に身体は変化してくるそうです。無理がきかなくなるのです。思い当たる方はおられるでしょうか・・?変わっていく事を理解していないと、なかなか身体にとっては過酷な状況が続いてしまいます。
変わるのだ、衰えるのだ、という事を頭の片隅に忘れずに置いておくだけでも、随分と変わっていくと思います。ささやかながらも「ストッパー」が働きはじめるからです。
長く元気に楽しく生きる為にも、ちょっとずつ自分の身体に気を配っていって下さいね。