
お薬ばかりに頼りたくない
例えばこんな様々な身体の悩みに、それぞれお薬を使っていくと、お薬の量は増えるばかり・・・
頭痛、耳鳴り、眼精疲労、
アレルギー、花粉症・・・
生理痛、便秘、下痢、感冒、
わきが、しもやけ、水虫・・・
うつ、不眠、高血圧、
神経痛、白内障、緑内障・・・
「対症療法」だけでは、症状をなくしても、また同じ症状を繰り返します。
例えば、膝の水も抜くだけでは、解決につながりません。
症状を起こさないように、身体を根本から整えていく「根本治療」が大切です。
症状や病気に対する考え方
気になる様々な症状もすべて「身体の一部」と考え、その症状も含めた身体全体を調整する事が「鍼灸の働き」です。
お薬の場合ですと、バラバラの悩みはバラバラに追っかけていく事になります。
お薬は、狙撃手のように「標的」に向かってまっしぐらに進んでいきます。
心強い反面、恐い面もあります。
病気を攻撃すれば自分自身も攻撃する事になりうるからです。そうなれば本末転倒です。
鍼灸治療では様々な症状や病気をどのように考えるか?
鍼灸治療では、様々な症状や病気を、「外から突然やってきたモノ、倒すべき敵」ではなく、
「内から外に現れたひとつの形、サイン」と考えます。
症状だけにとらわれず、その症状を起こしている身体の状態を考えます。
「病気も含めて自分自身」とし、病気と身体を切り離しては考えません。
「倒すべき標的だけ」を目標にする事はありません。
気になる様々な症状は、身体自身が変わる事で初めて変化します。
症状を抑えるだけでなく、身体を根本から元気にしていきませんか?
鍼灸はそのお手伝いを致します。
自分自身の力で、身体を元気に健やかに保てるならば、それに越した事はありませんよね?
ご自身の身体の中にある「自然の力」をどうぞ信じてみて下さい。
鍼灸治療の目的は、身体自身が本来の元気を取り戻す事にあります。
気になる症状や体質改善に
病院にいってもよくならない…
出来るだけお薬に頼りたくない…
病院の検査にはあらわれなくとも、身体の不調はあります。
また、お薬の副作用がつらいという方は、身体がお薬に対応出来ていません。
生理不順、不妊、逆子…
身体に眠る自然の力を、引き出す事が大切です。あきらめずにご相談下さい。
様々な手術の術後ケア…
手術の傷口は治りますが、身体の消耗は後々まで影響します。
手術はゴールではありません。西洋医学のフォローは手術までです。
更年期障害、不眠、疲労感…
不安、うつ、パニック、やる気が出ない…
あらゆる「気」の病に、鍼灸は力を発揮します。
西洋医学にない視点
「身体全体をみて、全体を同時に捉えるシステムがある」という事が、 鍼灸医学の特徴であり強みです。 専門分化された西洋医学にはない視点です。
同じ人の身体でも見方を変えれば、見える現象は変わってきます。
物事に行き詰まった時、ちょっと見方を変えてみる事は大切ですよね?
身体の悩みもちょっと見方を変えてみる事は、とても意味のある事なのです。
西洋医学は、様々な検査数値を用いて、身体を細分化してみる事が出来ます。
「客観性」に支えられている世界である、と言えるかもしれません。
それ故、患者さんの訴える「主観性」は、しばし置き去りになることがあります。
鍼灸医学は「客観性」に乏しいといわれます。
それは「客観的」な数値で表現できないものを対象としている、という事に他なりません。
痛みなどは数値で測る事の出来ない「主観性」そのものです。
(ペインスケールもあくまで自己申告であり主観的なものです。)
患者さん自身が「痛い」「つらい」「不安」と感じるものは、検査数値で表現できなくとも、
「痛い」「つらい」「不安」なものなのです。